ブラック施設の特徴を知っておく

介護の仕事は過酷だと言われています。
給料はあまり高くない上、サービス残業があったりでブラックな職場だとも言われることがあります。
しかし、全部の介護施設がブラックな職場というわけではなく、最近は労働環境を整え、働きやすい介護施設も増えてきました。
とは言っても、ブラックな介護施設がまだ残っているのも事実です。
就職や転職の際に、ブラックな介護施設を選ばないよう、注意しましょう。

避けるべきブラックな介護施設の特徴とは、サービス残業が当たり前である、スタッフがすぐに辞めて常に募集している、スタッフ間でいじめやハラスメント行為がある、そして利用者の扱いが雑であるなどが挙げられます。
これらすべてが当てはまるとブラックと言うのではなく、一つでも当てはまったらブラックと判断しても良いでしょう。
働いている施設や転職しようとしている施設がブラックかどうかを見極めるためには、自分自身で労働基準法についても知っておく必要があります。
例えば1日8時間、週40時間を超えて働くことは禁止されており、超えた分は残業代として支払うというルールがあります。
さらに、週に1回以上もしくは4週以内に4日以上の休日をクリアすることなどがあることも知っておきましょう。

その他、有給休暇が取れない(承認されない)とか、代わりがいないとシフトを休めないといった環境もブラックと言えます。
このような職場だと安心して働けませんし、また働き続ける必要はありません。
もしかしてここはブラック施設かと思ったら、上司や施設長に相談し、それでも改善されなかったら労働基準監督署に相談するようにしましょう。